2024.02.10

妊娠中に、スクワットを楽に行うコツ

こんにちは!
Dr.トレーニング、マタニティトレーニング責任者の青柳です。

 

今回は
『妊娠中にスクワットをやるときにコツってなに?』
こちらについてお答えします!

『足幅としゃがむ深さを調整するのがコツです』
妊婦さんの体に合わせて、快適・安心な方法をお伝えします!
*下記の内容は『産婦人科医からの診断・処置を受け、運動開始の許可を得ている』状態のお話です

【スクワットのコツ】

妊娠中のスクワットは、出産時や産後に必要な、筋力と関節の動きを養うために効率の良いエクササイズとなるので、マタニティトレーニングでおすすめできます!
しかし、妊婦さんが運動をするときには、ご自身が不安・不快感がある状態は避けたいものです。

『足幅を横に開いて、膝・つま先を外側に向ける』
『しゃがむ深さは、パラレル、ハーフ、フルと3つの段階で分ける』
これだけ気をつけると、快適・安心なスクワットになるので、ぜひ覚えてほしいです!

まず足幅&しゃがむ深さについて、ざっくり説明します。

足幅

1: 膝・つま先が正面 足幅は骨盤・腰
2: 膝・つま先が30°〜45° 足幅は肩
3: 膝・つま先が45°〜60° 足幅は骨盤・腰の2倍

しゃがむ深さ

パラレル:太ももと地面が平行になる
ハーフ:パラレルよりお尻の位置が高い
フル:パラレルよりお尻の位置が低い

マタニティートレーニングでは、下の写真2枚のようなフォームで実施することが多いです。
腕の位置、重りを持つ・持たないなど、妊婦さんによって提案する方法は違いますが、足幅としゃがみの深さは参考にできます。

足幅3 ハーフ〜パラレル

↑こちらのワイド(スモウ)スクワットは、太ももとお腹のスペースを確保しやすく、ほとんどの妊婦さんが快適に実施できます。

内ももやお尻の筋力に自信がない初心者の方におすすめです!

足幅2 ハーフ〜フル

↑こちらの方法も快適に実施しやすく、トレーニングになれている方が脚の筋肉(特に内もも、裏もも、お尻)を効率よく鍛えることができます。

深くしゃがむほど負荷は大きくなりますが、理想はフルまで自重でできることをおすすめしています!

他の注意点としては…

しゃがんだときに膝が内側に入らない
腰が反りすぎ、丸まりすぎない
勢いをつけてしゃがむ・立ち上がることは避ける
などありますが、ここでは長くなるので割愛します。

Dr.トレーニングでは、目的に合わせて最適なエクササイズの提案、運動のメリットをお客様が理解しやすいように説明しています。
よりわかりやすい・専門的なアドバイスを求める方は、ぜひマタニティトレーニングのセッションを受けていただきたいです!

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【筆者プロフィール】

Dr.トレーニング|マタニティ事業部責任者
青柳 陽祐

【学歴】
ラッセル大学 アスレティックトレーニング&スポーツサイエンス学部 ATC学科

【職歴】
慶應義塾大学医歯薬学部ラグビー部
東京健康科学専門学校 非常勤講師
コモゴルファーズアカデミー

【資格】
NATA-ATC(全米アスレティックトレーナーズ協会認定トレーナー)

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